NEDO Supply Chain
Data Challenge

最終戦公開 アイデア部門・賞金最大100万円、システム開発部門・賞金最大1,000万円 二次審査は2022/12/12 NIHONBASHI SPACE WEEK 2022内で開催!

プログラムはPDFこちら
一般参加者にはYoutube でリアルタイム配信します。

受賞者決定!

最終選考会では、1次審査を通過した20件の中からピッチコンテストにより受賞者を決定し、総額3,780万円の賞金をNEDOより授与しました。
また、宇宙飛行士の毛利衛氏から特別審査委員賞として「Tellusチャレンジ賞」が授与されました。
ピッチコンテストの様子は、同時通訳によるオンライン配信を行い、1次審査通過者の成果を世界中に発信しました。 詳細については以下の動画をご覧ください。

PDF 最終選考会受賞者一覧

最終選考会の様子はこちら↓

これまでの取り組みは動画をご覧ください

ニュース

更新情報
解説資料/動画
  • 厳正な審査の結果、23件の一次審査通過者を決定いたしました。
  • 提案書の「実施スケジュール欄」に関する記載上の注意点をWEBページ冒頭に記載しました。
  • 提案書のフォーマットを一部修正し、記載内容を明確化しました。
  • 衛星データ解析例 災害モニタリング編(PDF)、衛星データ解析例 港湾モニタリング編(PDF)、 災害用 解析情報(Web)、「宇宙から物流を可視化するビジネスコンペ!NEDO Supply Chain Data Challenge募集開始」(Web)
  • Dev PLATFORM「解説動画-コンテナ輸送の基礎2」
  • Dev PLATFORM「解説動画-コンテナ輸送の基礎」
  • Dev PLATFORM「リモートセンシングに関するデータとその利用方法」
  • Dev PLATFORM「解説動画-テーマ1,2」
  • Dev PLATFORM「港湾を中心としたサプライチェーン課題における課題解決へのアプローチとデータ利用の考え方」

メッセージ

特別審査員・毛利衛

宇宙飛行士
日本科学未来館名誉館長

宇宙から夜の地球を眺めると、すべての陸地はたくさんのオレンジ色の光で網目状に輝いています。よく見ると人間集団が鉄道や高速道路の輸送網に沿ってつながっていることに気が付きます。 21世紀にはいり宇宙から目では見えない人間同士の地上でのつながりがインターネットにより加速度的に密になってきました。これは何を意味するのでしょうか。 私は限りある地球に生存する人間の数が限界に近づき、国を越えて個人を総動員して人類が未来に生き残るために必死になって智恵を交換している姿ととらえています。

今回のSupply Chain Data Challenge計画は経産省/NEDO主催の産官学一体となった初めての懸賞金事業の試みです。 宇宙と地上のネットワークを使うイノベーションが起きるかもしれないという期待感を持ちました。昨今の環境変化による自然災害の多発や、 COVID19に端を発するサプライチェーンの停滞が世界に深刻な影響を与えています。このプロジェクトは衛星データを活用してどのような新しい解決策を提供できるか、 さらには新しいビジネスが生まれる大きな可能性もあります。

挑戦心に燃える多様で多能な人々が同じ目標に向かってチームを作り、国を超えて協力・競争しあうことで世界が豊かで平和な未来目標に向かう一助となるでしょう。 多くの分野の特に若い人たちの皆さん、ぜひ応募してください。

事業について

新型コロナウィルスの世界的拡大により部品供給が停滞し、日本の製造業では大幅減産に追い込まれるなど甚大な影響を受けています。

サプライチェーンはさまざまな企業を繋ぐ巨大なネットワークであり、一箇所の不具合がさまざまな関係者に損害を波及させます。このようなサプライチェーンの状況をモニタリングするためには、直接取引のある企業等に加え、ネットワークを介して繋がる広範な協力企業や調査専門家から情報を継続的に収集することが不可欠です。

しかしながら、サプライチェーンの広がりはグローバルであり、障害・被害を引き起こすインシデントも、地震や水害から疫病まで極めて多様であることから、個々の企業が継続的・網羅的にモニタリングし続けることは非常に困難です。こうした情報の高度解析・利活用分野を深化させ、サプライチェーンマネジメントの頑健性を向上し、産業レジリエンスを一層強化することが必要です。

この度、経済産業省及び新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、衛星画像を始めとするモバイルデータなどの多様な情報を組み合わせてサプライチェーンのモニタリングやマネジメントの高度化に資するアイデアやシステムを広く募り、優れたアイデア等に対し表彰を行います。

テーマ

本事業ではアイデア部門及び システム開発部門の2部門で募集を行います。 特に、システム開発部門においてはSCM(サプライチェーンマネジメント)において、 技術的にも産業的に意義が高く、実用化につながりやすい2つのテーマを設定します

※ 1応募者による複数テーマへの応募は可能ですが、各テーマへの応募数は1つまでとします。

  • アイデア部門

    テーマ

    衛星データ等の利活用により、サプライチェーンマネジメントにおける課題を解決することを可能とする技術・ソリューションに関するアイデア

  • システム開発部門

    テーマ1

    港湾におけるコンテナ物流の渋滞に起因するサプライチェーンへのインパクト推定と可視化サービスの提供

    テーマ2

    大規模風水害などの災害に起因するサプライチェーンへのインパクト推定と可視化サービスの提供

開発環境と提供データ

システム開発部門の1次審査通過者には衛星データプラットフォーム(Tellus)上の 開発環境(コンピューティングリソース)および衛星データを始めとする 関連データを提供し、技術開発を支援します。必要に応じてデータを追加します。

  • 開発環境

    • さくらのクラウドGPU V100 SSD100GB/SSD2TB
    • さくらのクラウド4コア8GBSSD100GB
    • Satellite Data Master3+QGIS
      ※Satellite Data Master3の環境は以下の通りです。
      ・CPU 仮想 8Core メモリ 16GB SSD800GB
  • システム開発部門

    【テーマ①関連】

    • ASNARO-1
    • Pleiades
    • ALOS-2
    • ASNARO-2
    • GRUS
    • AISデータ
    • 携帯電話位置情報データ
    • 企業間取引情報データベース
    • 各種統計データ 他

    【テーマ②関連】

    <衛星関連データ>
    • Sentinel-1
    • Landsat-8
    • MODIS
    • SPOT
    • GRUS 他

    <その他データ>

    • 自然災害時の被害情報関するSNSデータ
    • 企業間取引情報データベース
    • 携帯電話位置情報データ
    • 空中写真・ドローン
    • 斜め撮影空中写真・動画 他
  • 解説動画ーテーマ1関連

  • 解説動画ーテーマ2関連

  • 解説動画ーコンテナ輸送の基礎

  • 解説動画ー2022年のコンテナ輸送

応募方法とスケジュール

応募アイデアは、アイデア部門及びシステム開発部門ともに書類選考による1次審査、 プレゼンテーション(ピッチ)方式による2次審査を行います。

  • 3月18日~5月17日 応募(ウェブ)
  • 5月下旬 1次審査(書類)
  • 6月~11月 メンタリング
  • 12月12日 2次審査(プレゼン)
    受賞者決定

メンター

  • 大塚 豪

    大塚 豪

    細野法律事務所
    弁護士

  • 川上 裕義

    川上 裕義

    グロービス経営大学院
    教授

  • 木浦 幹雄

    木浦 幹雄

    アンカーデザイン株式会社
    代表取締役

  • 松浦 康夫

    松浦 康夫

    デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社

  • 宝田 直樹

    宝田 直樹

    デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社

  • 西岡 到

    西岡 到

    有限責任監査法人トーマツ

  • 毛利 研

    毛利 研

    有限責任監査法人トーマツ

  • 大場 久永

    大場 久永

    有限責任監査法人トーマツ

  • 杉原 美智子

    杉原 美智子

    フォーアイディールジャパン株式会社
    代表取締役社長

  • 松田 琢磨

    松田 琢磨

    拓殖大学商学部
    教授

  • 山崎 臨在

    山崎 臨在

    弁護士法人内田・鮫島法律事務所
    弁護士

  • 林 洋史

    林 洋史

    三井住友海上火災保険株式会社 企業営業第五部
    航空宇宙ユニット長

  • 上村 崇

    上村 崇

    epiST株式会社
    代表取締役社長/CEO

  • 松本 直樹

    松本 直樹

    株式会社エム・エー・ディー
    取締役

  • 森 裕和

    森 裕和

    一般社団法人SPACETIDE

  • no photo

    木村 優大

    スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社
    ヴァイスプレジデント

■その他
さくらインターネット株式会社、 東京大学 空間情報科学研究センター 柴崎亮介教授、 山口大学大学院 創成科学研究科 長井正彦教授、 東京大学大学院工学系研究科レジリエンス工学研究センター 柴崎隆一准教授、 LocationMind 株式会社、株式会社GLODAL

応募方法

応募資格

本事業では、法人・個人・グループを問わず応募することが可能であり、いわゆる大企業やスタートアップ、上場/非上場の別は問いません

注意事項

  • 明らかに事業化を目指す意思がないアイデアの応募は選考対象外となります。
  • すでに事業化や製品化されているアイデアやシステムについては選考対象外となります。
  • スタートアップ等については、機関投資家等から資金調達を行っている場合であっても応募が可能です。
  • 反社会的勢力である者、反社会的勢力との間に過去・現在又は直接・間接を問わず、取引、金銭の支払い、 便宜の供与その他一切の関係又は交流がある者、また、反社会的勢力に属する者又は反社会的勢力との交流を持っている者が役員に選任され、 従業員として雇用され又は経営に関与している事実がある者は、応募することができません。
  • 上記に関わらず、当事務局が不適切と認めた場合や本事業に関する要件等に違反または不正があった場合には、 事務局の判断により応募資格取り消しまたは審査結果の全部または一部について取り消しを行うことがあります。

応募書類ダウンロード

その他、応募に関する詳細は応募要項をご覧ください。
応募要項(PDF)
応募説明資料(PDF)
● 別紙:
(様式1)応募申請書(法人・コンソーシアム用)(Word)
(様式2)応募申請書(個人・グループ用)(Word)
(様式3)提案書(Word)

提出方法

応募は締め切りました。
締め切りを過ぎての提出や応募後の書類等の変更、差し替えは認められません。

審査

1次審査を突破したアイデア(応募者)に対しては、専門家(メンター)によるメンタリングを受ける機会を提供します。 2次審査では、一般公開の場でのプレゼンテーション(ピッチ)方式による審査を行い、受賞者を選定します。

1次審査、2次審査の審査結果については、NEDOホームページ及び専用サイトにて公表し、また全ての応募者へ電子メールにて通知します。
なお、審査結果に関するお問い合わせには一切応じかねますので、あらかじめご了承下さい。

1次審査の結果公表:2022年6月12日(公表済み)
2次審査の結果公表:2022年12月12日

賞金

  • アイデア部門

    テーマ

    衛星データ等の利活用により、サプライチェーンマネジメントにおける課題を解決することを可能とする技術・ソリューションに関するアイデア

    賞金の種類

    1位:100万円
    2位: 50万円
    3位: 30万円
    Tellus チャレンジ賞
    スポンサー特別賞
    ・三井住友海上賞 80万円

  • システム開発部門

    テーマ1

    港湾におけるコンテナ物流の渋滞に起因するサプライチェーンへのインパクト推定と可視化サービスの提供

    賞金の種類

    1位:1,000万円
    2位: 500万円
    3位: 300万円

    テーマ2

    大規模風水害などの災害に起因するサプライチェーンへのインパクト推定と可視化サービスの提供

    賞金の種類

    1位:1,000万円
    2位: 500万円
    3位: 300万円

よくあるご質問

応募について

  • 提案書の文字数制限について教えてください。
  • 各項目500字程度で記載してください。
  • 提案書に図表を入れてもいいですか。
  • 文章を補足するための簡単な図表を各項目1件のみ追加することが可能です。
  • 日本以外からの応募は可能ですか。
  • 可能です。
  • 「提案書」の「実施スケジュール」にはどのようなことを書けばいいですか。
  • 1次審査通過後から2次審査までの(6~11月)のスケジュールを月別に記載してください。アイデア部門の場合は、当該期間にどのような取り組みを行う予定であるか、ご自身の提案の中で補強すべき事項があればどのような活動を行うかについて記載してください。

知的財産権等について

  • 本事業に提案した内容の知的財産権の扱いはどうなりますか。
  • 本事業において発生したすべての知的財産については、応募者に帰属することとなります。従いまして、この度開発された知的財産を活用してビジネスを運営していくことについて何ら制約はございません。
  • ソースコードの提出を求められますか。
  • ソースコードの提出を求めることはありません。

その他

  • 懸賞金の使途に制限はありますか。
  • 本事業において交付する懸賞金の使途につきましては、事業終了後においてなんら制限を設けるものではありません。
  • 制度全般に関する問い合わせ
    経済産業省 製造産業局 宇宙産業室
    担当者:伊奈、水上、早馬
    メール:uchu-satellitedata@meti.go.jp
    電話:03-3501-1511(内線 3844)
    03-3501-0973(直通)
    03-3501-7062(FAX)
  • 事業実施に関する問い合わせ
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
    イノベーション推進部
    担当者:佐藤(允)、酒井
    メール:scs-r3@nedo.go.jp
    044-520-5170(直通)
    044-520-5178(FAX)
  • 応募内容に関する問い合わせ
    NEDO Supply Chain Data Challenge 運営事務局
    メール:info@nedo-supplychain-data-challenge.jp